CONTENTS

「自社の強みが、うまく伝わっていない気がする」

「競合と比べて、会社の違いが分かりにくい」

「良い商品やサービスを提供しているのに、価格で比較されてしまう」

「会社のWebサイトやパンフレット、広告などのデザインに統一感がない」

そんな企業が今、改めて考えたいのが企業ブランディングです。

企業ブランディングというと、

「ロゴを新しくすること」
「Webサイトをおしゃれにすること」
「会社のイメージカラーを決めること」

と思われるかもしれません。

しかし、本来の企業ブランディングは、それだけではありません。

企業が持つ理念、価値、強み、個性、想いを整理し、

「この会社は、どんな会社なのか」

を明確にし、それをお客様や取引先、社員、求職者など、企業に関わる人々に一貫して伝えていく活動です。

そして、その「見えない価値」を目に見える形へ変換するうえで、デザインは非常に重要な役割を果たします。

本記事では、企業ブランディングについて、

  • 企業ブランディングとは何か
  • なぜ今、企業に必要なのか
  • ブランディングとデザインの関係
  • 企業ブランディングの進め方
  • ロゴ・Web・広告・イラスト・キャラクターの役割
  • 失敗しやすいポイント
  • AI時代に企業ブランドが重要になる理由

まで、企業の実務に役立つ形で分かりやすく解説します。

「自社の価値を、もっと正しく伝えたい」

そう考えている経営者・広報・マーケティング担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。


目次

  1. 企業ブランディングとは?
  2. なぜ今、企業ブランディングが必要なのか
  3. ブランディングとデザインはどう関係する?
  4. 企業ブランディングで整理したい7つの要素
  5. 企業ブランディングの進め方
  6. ロゴ・Web・広告・イラスト・キャラクターをブランドにつなげる
  7. 企業ブランディングでありがちな5つの失敗
  8. AI時代だからこそ「企業らしさ」が重要になる
  9. ARK DESIGNが考える企業ブランディング
  10. まとめ|ブランドとは「選ばれる理由」の積み重ね

企業ブランディングとは?

企業ブランディングとは、簡単に言えば、

「この会社は、どんな会社なのか」を明確にし、その価値を一貫して伝えていくこと

です。

例えば、ある企業が、

「技術力に自信があります」

と考えていたとします。

しかし、Webサイトを見ても、

広告を見ても、

パンフレットを見ても、

その「技術力」が伝わらなかったらどうでしょう。

企業の中には素晴らしい価値がある。

でも、外からは見えない。

これは非常にもったいない状態です。

企業ブランディングの役割の一つは、

企業の中にある価値を見つけ、それを「伝わる形」にすること。

なのです。


「ブランド」とは高級品のことではない

「ブランド」という言葉を聞くと、高級時計や高級車、ファッションブランドなどをイメージする方もいるでしょう。

しかし、企業ブランディングにおける「ブランド」は、もっと広い意味を持っています。

例えば、

「この会社なら安心できる」

「この会社は技術力が高い」

「この会社は親しみやすい」

「この会社は面白いことをしてくれそう」

「この会社の商品なら間違いない」

というような、

企業に対して相手が持つイメージや信頼、期待、印象

もブランドの重要な要素です。

つまり、

ブランドとは企業が一方的に「こう見てほしい」と決めるだけのものではありません。

企業が発信するもの。

お客様が体験するもの。

社員が感じるもの。

それらが積み重なって、

「この会社って、こういう会社だよね」

という認識が形成されていきます。


なぜ今、企業ブランディングが必要なのか

現代は、企業同士の違いが非常に分かりにくくなっています。

商品やサービスの品質が一定以上になり、

価格だけではなく、

「どこの会社から買うか」

「どの会社に依頼するか」

が重要になっています。

特にインターネットやSNSの普及によって、企業の情報を簡単に比較できるようになりました。

検索する。

Webサイトを見る。

SNSを見る。

口コミを見る。

競合と比較する。

そして、

「ここに頼もう」

と判断する。

このとき、企業ブランディングが重要になります。

なぜなら、

「何を売っている会社なのか」だけではなく、「どんな会社なのか」まで伝える必要があるからです。


「良い会社なのに伝わらない」という問題

企業ブランディングを考えるうえで、非常に多いのがこの問題です。

「実際には良い会社なのに、それが伝わっていない」

例えば、

  • 技術力が高い
  • 商品品質が高い
  • 顧客対応が丁寧
  • 長年の実績がある
  • 独自技術を持っている
  • 社員が熱い想いを持っている
  • 他社にはないサービスがある

にもかかわらず、

Webサイトを見ると普通。

パンフレットを見ると普通。

広告を見ると普通。

SNSを見るとバラバラ。

これでは、企業の本当の魅力が伝わりません。

だからこそ、

「企業の中にある価値」と「外から見える企業イメージ」を一致させること

が重要になります。


ブランディングとデザインはどう関係する?

ここで重要なのが、

ブランディングとデザインは同じものではない

ということです。

ブランディングは、

「どんな価値を持つ企業なのか」

「誰に、どう認識されたいのか」

「何を約束するのか」

などを考えること。

一方、デザインは、

その価値を、

「見える・伝わる・感じられる形」にすること。

と考えると分かりやすいでしょう。

例えば、

「親しみやすい会社」

というブランドを目指すなら、

ロゴ、
色、
フォント、
写真、
イラスト、
キャラクター、
Webサイト、
広告、

すべてがその方向性と一致している必要があります。

だからこそ、

ブランディングを考えずにデザインだけ作っても、企業のブランドは強くなりにくい。

逆に、

ブランドの方向性が明確になれば、デザインの判断基準も明確になる。

これがブランディングとデザインの重要な関係です。


企業ブランディングで整理したい7つの要素

では、具体的に何を整理すればよいのでしょうか。

1. 企業理念

「なぜ、この会社は存在するのか?」

という根本的な部分です。

単なるきれいな言葉ではなく、

会社が何のために存在しているのか

を考えます。


2. ビジョン

「これから、どんな会社になりたいのか?」

という未来像です。

現在の企業イメージだけではなく、

「将来どう見られたいのか」

まで考えることが重要です。


3. 強み

自社が競合より優れていること。

ただし、

「品質が高い」

「対応が早い」

だけではなく、

なぜ、それができるのか?

まで掘り下げます。


4. 独自性

「なぜ、お客様は他社ではなく自社を選ぶのか?」

ここが非常に重要です。

競合と比較したときに、

「自社だからこそ提供できる価値」

を見つけます。


5. ターゲット

「誰に選ばれたいのか?」

これも明確にします。

すべての人に好かれようとすると、結果的に誰にも強く刺さらないことがあります。

だからこそ、

「この人に選ばれたい」

という相手を明確にします。


6. ブランドイメージ

ターゲットから、

「どんな会社だと思われたいのか?」

を考えます。

例えば、

  • 信頼できる
  • 革新的
  • 親しみやすい
  • 高品質
  • 誠実
  • 面白い
  • 専門性が高い

など。


7. ブランドの表現

最後に、それらを実際の表現へ落とし込みます。

ロゴ。

Webサイト。

パンフレット。

広告。

写真。

イラスト。

キャラクター。

動画。

SNS。

営業資料。

採用ツール。

企業と人が接するあらゆる場所がブランド接点になります。


企業ブランディングの進め方

企業ブランディングは、いきなりロゴを作り始めるものではありません。

基本的には、

「考える → 整理する → 設計する → 表現する → 運用する」

という流れで考えると分かりやすくなります。

STEP1|企業の現状を整理する

まず、

「今、自社はどう見られているのか?」

を確認します。


STEP2|企業の強みを掘り下げる

社内では当たり前になっていることが、実は大きな強みである場合があります。

「他社にはないものは何か?」

を探します。


STEP3|競合を分析する

競合企業が、

「どんな見せ方をしているのか」

を確認します。

ここを見ないままブランドを設計すると、気づかないうちに競合と似てしまうことがあります。


STEP4|ブランドの方向性を決める

「自社は、どう見られたいのか?」

を決めます。

ここでブランドの軸をつくります。


STEP5|デザインへ落とし込む

ここで初めて、

  • ロゴ
  • カラー
  • フォント
  • 写真
  • イラスト
  • キャラクター
  • Web
  • パンフレット
  • 広告

などを設計していきます。


STEP6|すべての接点で一貫させる

ブランドは一つの制作物だけでは完成しません。

Webサイトはブランドらしい。

でもパンフレットは違う。

SNSはさらに違う。

これでは、ブランドイメージが分散してしまいます。

だからこそ、

すべての接点で「同じ会社らしさ」を感じられる状態

を目指します。


ロゴ・Web・広告・イラスト・キャラクターをブランドにつなげる

企業ブランディングにおいて、デザインは非常に重要な役割を果たします。

ロゴ

企業の顔になる存在です。

単に「かっこいいマーク」を作るのではなく、

企業の理念や特徴、将来性などをどう表現するかが重要です。


Webサイト

企業について深く知ってもらう場所です。

「何をしている会社なのか」だけでなく、

「なぜ、この会社なのか」

まで伝えられる設計が重要です。


パンフレット・会社案内

営業や商談、展示会など、直接的な接点で活躍します。

Webとは違い、

「手元に残るブランド体験」

をつくれるのが特徴です。


広告

まだ企業を知らない人に、

「この会社、気になる」

と思ってもらうための接点です。

限られた時間・スペースの中で、

ブランドの魅力を瞬間的に伝える必要があります。


オリジナルイラスト

企業の世界観を自由に表現できる強力なツールです。

写真では表現しにくい抽象的な概念や、未来の世界、サービスの仕組みなども視覚化できます。

特にオリジナルイラストなら、

「その企業だけの世界観」

をつくることができます。

オリジナルイラスト制作の記事へ


企業キャラクター

企業と顧客との距離を縮める存在として活用できます。

Webだけでなく、

SNS、
広告、
展示会、
ノベルティ、
商品、
採用活動、

などにも展開できます。

キャラクターそのものを目的にするのではなく、

「企業と人をつなぐブランド資産」

として設計することが重要です。

企業キャラクター制作の記事へ


企業ブランディングでありがちな5つの失敗

失敗1|ロゴを変えればブランディングだと思う

ロゴは重要です。

しかし、ロゴだけを変えても企業そのものの認識が変わるとは限りません。


失敗2|「おしゃれ」を目的にする

おしゃれなデザインと、強いブランドは同じではありません。

大切なのは、

「誰に、何を、どう感じてもらうのか」

です。


失敗3|流行を追いすぎる

トレンドは変わります。

企業ブランドは長く使われます。

流行を取り入れながらも、

「自社らしさ」を中心に据えること

が重要です。


失敗4|制作物ごとに別々の会社へ依頼してバラバラになる

ロゴ。

Web。

パンフレット。

広告。

イラスト。

それぞれの品質が高くても、全体として統一されていなければブランドは弱くなります。


失敗5|一度作って終わりにする

企業は変化します。

商品も変わります。

顧客も変わります。

市場も変わります。

だから企業ブランディングは、

一度完成したら終わりではなく、企業とともに育てていくもの

です。


AI時代だからこそ「企業らしさ」が重要になる

現在は、AIによって画像、文章、動画など、さまざまなコンテンツを短時間で作れるようになりました。

これは企業にとって大きな可能性です。

一方で、誰もが大量のコンテンツを作れるようになるほど、

「どこにでもある表現」も増えていきます。

だからこそ、これから重要になるのが、

「この会社だからこそ生まれる表現」

です。

AIを使うか、人間が作るか。

その二択だけで考える必要はありません。

AIをアイデア出しや試作に活用する。

人間がブランドの方向性を考える。

デザイナーが表現を設計する。

企業とともにブラッシュアップする。

そうした使い分けもできます。

重要なのは、

「何を作るか」ではなく、「何のために作るか」。

企業ブランディングでは、この目的設計がますます重要になっていくでしょう。


ARK DESIGNが考える企業ブランディング

ARK DESIGNが考えるブランディングは、

「会社をきれいに見せること」ではありません。

企業の中にある、

  • 想い
  • 強み
  • 技術
  • 歴史
  • 個性
  • 商品
  • サービス

そうしたものを掘り起こし、

「この会社だからこそ選ばれる理由」

として伝わる形へ変えていくこと。

そのためには、

デザインだけでは足りないこともあります。

イラストが必要かもしれない。

キャラクターが必要かもしれない。

広告を変える必要があるかもしれない。

パンフレットを見直す必要があるかもしれない。

Webサイトを整理する必要があるかもしれない。

あるいは、

「そもそも、何を伝えるべきなのか?」

から一緒に考える必要があるかもしれません。

ARK DESIGNでは、制作物ありきではなく、

「企業が抱えている課題は何なのか」

から考えることを大切にしています。

そして必要に応じて、

  • デザイン
  • オリジナルイラスト
  • 企業キャラクター
  • キービジュアル
  • 広告
  • パンフレット
  • Web用ビジュアル
  • 商品PR
  • ブランディング
  • デザインコンサルティング

などを組み合わせ、

企業に合った表現をご提案します。


まとめ|ブランドとは「選ばれる理由」の積み重ね

企業ブランディングとは、

単にロゴを作り直すことでも、

Webサイトをおしゃれにすることでもありません。

企業が持つ価値を見つけ、

整理し、

言葉にし、

デザインし、

さまざまな接点で一貫して伝えていく。

その積み重ねによって、

「この会社といえば○○」

という認識をつくっていくことです。

そして最終的に目指したいのは、

「安いから選ばれる」

「なんとなく有名だから選ばれる」

ではなく、

「この会社だから選びたい」

と思ってもらえる状態。

それこそが、企業ブランディングの大きな価値です。


「この会社だから選ばれる」をデザインする。

「自社の強みをもっと伝えたい」

「競合との違いを明確にしたい」

「会社のブランドを整理したい」

「ロゴ・Web・広告などのデザインを統一したい」

「オリジナルイラストや企業キャラクターをブランドに活用したい」

「何から始めればいいのか分からない」

そんな企業様は、ぜひARK DESIGNへご相談ください。

まだ具体的な制作物が決まっていなくても構いません。

まずは、

「自社には、どんな価値があるのか」

を一緒に考えるところから始めます。

愛知・名古屋を拠点に、全国の企業様・広告代理店様からのご相談に対応しています。

デザインで、企業の価値をもっと伝わる形へ。

ARK DESIGNは、企業の「選ばれる理由」をともに考え、カタチにします。

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