本日ご紹介するのは、

大阪府高槻市にある乾性寺様よりご依頼いただいた、

【完全オリジナルの浮世絵イラスト】です。

 

 

乾性寺は元和5年(1619年)に創建されたとても歴史ある寺院で、

伝統を大切にしながらも、性的マイノリティの方に向けた戒名の検討・授与など、

ジェンダー平等に配慮した取り組みを積極的に行われています。

 

想いを伝えるイラスト制作

 

今回ご依頼いただいたのは、「女人仏」を浮世絵タッチで描き、

事業の一環として掲げたいという想いからだそうです。

制作をするにあたって、一般的な仏画に見られる重厚さや神秘性を残しつつ、

柔らかさと親しみやすさを感じられる表現をご希望いただきました。

 

そこで本作品では

・温かみのある優しい色彩設定

穏やかで包容力を感じさせる仏様の表情

空間に馴染む柔らかな浮世絵表現

を意識し、伝統的なモチーフと現代的な感性を調和させた一枚に仕上げています。

 

安心感や温もり与えるイラストにするためのこだわり

 

女人仏【一切衆生喜見如来】

“一切衆生喜見如来”とは、“お釈迦様の義母”とされており、

その名には「すべてのものが喜んで見る者」という意味が込められています。

 

それを視覚的に表現するため、八部衆が自然と敬い、慕い寄るような構図に。

見る人の心に安心感を与えるイラストとなりました。

 

女性像はふくよかで愛らしさを感じられる造形とし、母性や包容力が伝わる表情に。

威厳だけでなく、思わず見つめてしまうような親しみやすさを両立させています。

 

手元には白い蓮を添え、八部衆へそっと手渡す瞬間をイメージ。

清らかさと救済の象徴を取り入れることで、作品全体に静かな温もりを持たせています。

 

 

女人仏【具足千万光相如来】

“具足千万光相如来”とは“お釈迦様の妻”とされており、

その名には「美しい旗に彩られた者」という意味が込められています。

全体的にカラフルな色合いでありつつも、彩度を抑えた優しい印象に仕上げています。

 

本作に添えた筆文字はフォントを使用せず、実際に筆で書き下ろしたものを使用。

手仕事ならではの揺らぎや強弱が加わることで、デジタルだけでは表現できないディティールまでこだわり

温かみと格調を演出しています。

 

さらに、本作に登場する八部衆についても細部まで資料を調査し、

時代背景や思想との整合性を徹底的に詰めています。

こうしたリサーチを重ねることで、単なる装飾にとどまらない、

歴史的背景に裏付けられた説得力のあるビジュアルへと昇華させました。

 

そうして完成した、歴史や思想を尊重しながら寺院の想いを視覚的に伝えるイラスト。

見る人に安心感と穏やかさをもたらし、空間全体を優しく満たす一枚に仕上がりました。

 

人対人だからこそ実現すること

いかがでしたでしょうか?

 

AIでは再現しきれない、人の手で描くからこそ宿る温かさ。

 

筆致の揺らぎや絶妙な余白、細部にまで行き届いた配慮は、

手仕事だからこそ表現できる価値だと私たちは考えています。

 

「人の手で描く意味」を大切にしながら、一筆一筆に真心を込めて制作。

細部までこだわり抜いたイラストは、

単なるビジュアルにとどまらず、見る人の感情に静かに働きかけます。

 

アークデザインでは、伝統文化を踏まえた正統派の表現から、現代の空間やブランドに調和するアレンジまで、

目的や設置環境に合わせたオリジナル浮世絵・イラスト制作を行なっています。

 

制作前のヒアリングを非常に重視しており、

・背景にある想い

・伝えたいメッセージ

・企業の理念やブランドとしての姿勢

まで丁寧に汲み取り、最適な視覚表現へと落とし込みます。

 

また、アークデザインの強みは

提案力。

 

コンセプト設計から構図提案、そして完成に至るまで一貫して伴走し、

細部までこだわった完成度の高い作品へと導きます。

 

長年「意味のあるアート」を求める企業・団体様に選ばれてきたからこそ

追求できる完成度を保証。

 

唯一無二の存在感を持つ作品制作をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!

ふわっとした内容も大歓迎。

想いをカタチにし、長く価値を生み続ける一枚をご提案いたします。

 

本日のトピックスは

アークデザインの梶山がお送りいたしました!

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